サウスワールド（2018年生、母パーカッショニスト）

サウスワールド（2018年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したパーカッショニストが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。2020年の’20ジェムストーン賞で2着に入った他、2020年のゴールドジュニア(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大作ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、エクワインレーシングによって777.6万円で落札された。2歳のとき、エクワインレーシングから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

8月12日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビービーリバイブに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中5週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のゴールドジュニア（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のシャイニングフューチャー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキャッスルヒーローに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

12月28日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、2歳オープンの’20ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったギシギシに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2021年）

1月4日、連闘で迎えた6戦目は、3歳オープンの招福オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。