ギシギシ（2018年生、母ラーニー）
Gishigishi
2018.05.15
ギシギシ（2018年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルデバランⅡ（当時20歳）と交配したラーニーが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は有限会社 フォレブルー。2022年の東京スプリント(Jpn3)で3着に入った他、2022年の習志野きらっとスプリント(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2020年）
10月8日、デビュー戦は高野誠毅騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は489kg。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。
11月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の今夜も、大井競馬場で。賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るクリキヨを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
12月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックストームに半馬身届かず2着となった。
12月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの’20ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のサウスワールドに2馬身の差をつけて2勝目を収める
3歳（2021年）
1月21日、中2週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシクラメン特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。
5月1日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
12月29日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、フジテレビ賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のフェールアシュバルに1馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。
4歳（2022年）
1月25日、中3週で迎えた9戦目は、道玄坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、ナンゴクアイネットに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
2月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般B2四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のドーロカグラに3馬身の差をつけて4勝目を収める
3月9日、中3週で迎えた11戦目は、ニュートラック上山賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く粘り込んで、最後は2着のミチノギャングをクビ差振り切って制した。
3月29日、中2週で迎えた12戦目は、マーチ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブラックストームに1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
4月20日、中2週で迎えた13戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦4勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮し、3着を確保した。
5月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、’22メトロポリタンメイカップ（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のミチノギャングを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。
6月21日、中3週で迎えた15戦目は、千葉日報賞スプリント（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフォーテをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。
7月26日、中4週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、S1の習志野きらっとスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るキモンルビーを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする
9月8日、中5週で迎えた17戦目は、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
10月5日、中3週で迎えた18戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（10戦6勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。
5歳（2023年）
3月9日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、S3のフジノウェーブ記念（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（11戦6勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
4月19日、中5週で迎えた20戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（12戦6勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
5月31日、中5週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
6月29日、中3週で迎えた22戦目は、江戸川オープン（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（13戦6勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったノアヴィグラスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。
7月25日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、地方重賞の習志野きらっとスプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（14戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキモンルビーに半馬身届かず2着に敗北した。
9月7日、中5週で迎えた24戦目は、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のジャスティンをクビ差振り切って勝利を手に入れた。
10月4日、中3週で迎えた25戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
11月3日、中3週で迎えた26戦目は、Jpn1のJBCスプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は矢野貴之騎手（15戦6勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。
11月30日、中3週で迎えた27戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
6歳（2024年）
4月10日、約4か月半の休養明けで迎えた28戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。