キモンルビー（2017年生、母キモンレッド）

キモンルビー（2017年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ルビー（宝石）」。毛色は栗毛。種牡馬のコパノリチャード（当時7歳）と交配したキモンレッドが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。2023年の習志野きらっとスプリント(S1)に勝利した他、2023年の習志野きらっとスプリント(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月28日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2020年）

1月18日、中2週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

3月14日、中7週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた8戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた9戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったモズピンポンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山田敬士騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた11戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月10日、中6週で迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホウオウエックスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 14（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコパノカリブに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、橋口アナの誕生日特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャスパーゲランに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月29日、中2週で迎えた15戦目は、カンラン特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラファエルに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4歳（2021年）

2月10日、中7週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のランニングクラウドに7馬身の差をつけて5勝目をマークした。

3月17日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のアンスリウム賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアンクレットハートを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月8日、中2週で迎えた19戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、幻!秘境八幡平ドラゴンアイ記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェンジバイオをクビ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

5月6日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のアイドクレース賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバイカルに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月21日、中6週で迎えた21戦目は、夏至スプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマーヴェルクエストに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月18日、中3週で迎えた22戦目は、虹色スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラヴタクティクスに4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月9日、中2週で迎えた23戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ポイント10倍!SPAT4船橋夏の陣賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコパノキャリーに1馬身半の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

9月3日、中3週で迎えた24戦目は、メープルスプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えてあっさりと抜け出し、最後は2着のマーヴェルクエストに3馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

9月30日、中3週で迎えた25戦目は、オパールスプリント（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のブンロートをクビ差振り切って10連勝を達成した。

11月30日、中8週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、カムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のコウギョウブライトをアタマ差振り切って連勝数を11に伸ばした。

5歳（2022年）

1月13日、中5週で迎えた27戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のカプリフレイバーに1馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

5月6日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、閃光スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ブンロートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた29戦目は、スパーキングスプリントチャレンジ（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったファントムバレットに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中3週で迎えた30戦目は、S3の川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月26日、中5週で迎えた31戦目は、S1の習志野きらっとスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ギシギシにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月18日、中2週で迎えた32戦目は、流星賞（大井ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（7戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したカプリフレイバーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた33戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

11月3日、中7週で迎えた34戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のJBCスプリント（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた35戦目は、カムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したボンボンショコラを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2023年）

1月18日、中6週で迎えた36戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたティアラフォーカス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、S3の川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のプリモパイソンに3馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

7月25日、中5週で迎えた38戦目は、地方重賞の習志野きらっとスプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（11戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のギシギシを半馬身振り切って勝利数を17に伸ばす

デビュー前

川島正一厩舎（船橋）へ入厩。

9月7日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた39戦目は、柿生スプリント（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（12戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のロードエースに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

11月30日、中6週で迎えた40戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（13戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて抜け出し、最後は2着のプライルードに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。