モズピンポン（2017年生、母グランプリエンゼル）

経歴

デビュー前

3歳（2020年）

3月7日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったアイアイテーラーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

6月7日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、最後はデルマルビーと並んで4着同着となった。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキモンルビーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月21日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月7日、中6週で迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

4歳（2021年）

1月31日、中9週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフラッグアドミラルに半馬身届かず2着となった。

3月6日、中2週で迎えた11戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ゴールドパラディンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のダイヤレイジングに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月15日、中6週で迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた14戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの富嶽賞（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの八女特別（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのRKB賞（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

12月25日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

5歳（2022年）

1月16日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で古川奈穂騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

4月3日、中8週で迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（6戦1勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったローウェルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

5月14日、中3週で迎えた25戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた26戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの檜山特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月17日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上2勝クラスの駒場特別（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた29戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの大倉山特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモズマゾクに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた30戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのTVh賞（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

11月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた31戦目は、3歳以上3勝クラスの銀嶺ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

6歳（2023年）

1月5日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた32戦目は、4歳以上3勝クラスの門松ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

1月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた33戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの豊前ステークス（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り最後はゴールドティアと並んで11着同着となった。

1月28日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの白嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

2023年2月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた35戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、エメラルド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、さつき賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月29日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた37戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

2020年7月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

12月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の師走特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

2020年7月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。