ゴールドパラディン（2017年生、母シュヴァリエ）

ゴールドパラディン（2017年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金なる高位の騎士」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時13歳）と交配したシュヴァリエが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2024年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月25日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったヴァルナに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

12月8日、中3週で迎えた6戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。

3歳（2020年）

2月1日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

6月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したトゥールドマジに半馬身届かず2着となった。

7月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた11戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた12戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のオーバーリミットに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたストークダバノン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2021年）

2月21日、中8週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜中俊騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったルドンカズマに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモズピンポンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月1日、中7週で迎えた17戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの咲花特別（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハヤブサナンデクンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月3日、中8週で迎えた18戦目は、3歳以上3勝クラスの九州スポーツ杯（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの柳都ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったホウオウスクラムに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月4日、中4週で迎えた20戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの古町ステークス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、伸びてきたフローリン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月7日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上3勝クラスの錦秋ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの茨木ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

5歳（2022年）

1月23日、中7週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの豊前ステークス（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

3月21日、中7週で迎えた24戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの韓国馬事会杯（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月7日、中6週で迎えた25戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの立夏ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

6月5日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上3勝クラスの麦秋ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったタイセイサムソンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上3勝クラスの花のみちステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月3日、中9週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの古町ステークス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、勝ったルリアンにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

9月25日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上3勝クラスの桶狭間ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月13日、中6週で迎えた30戦目は、3歳以上3勝クラスの銀嶺ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のゴダイリキを3/4馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

12月18日、中4週で迎えた31戦目は、コールドムーンステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6歳（2023年）

2月19日、中8週で迎えた32戦目は、大和ステークス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田望来騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月27日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、欅ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。

8月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのBSN賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

10月21日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた35戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月3日、中5週で迎えた36戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のボイラーハウスに2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

7歳（2024年）

3月2日、中9週で迎えた38戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中4週で迎えた39戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。