ブラックストーム（2018年生、母ツキノテンシ）
Black Storm
2018.04.30
ブラックストーム（2018年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のノボジャック（当時21歳）と交配したツキノテンシが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上牧場。2023年のジュライ賞に勝利した他、2022年のノベンバー賞を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
的場直之厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2020年）
9月25日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稟性のガッツでゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。
11月3日、中5週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の今夜も、大井競馬場で。賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックマーメイドに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のギシギシを半馬身振り切って優勝
12月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの’20ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。
3歳（2021年）
4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサブノハクタカを半馬身振り切って勝利をモノにする
5月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳S3の若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
5月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったハートプレイスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
6月29日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳S2の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
7月13日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、ルビー賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシガーヲスウオトコ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
8月6日、中2週で迎えた11戦目は、雲の峰賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、勝ったショコラティエールにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
8月18日、中1週で迎えた12戦目は、トゥインクルの恩返し賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のオーヴァーライトをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
4歳（2022年）
1月27日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、’22ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。
2月11日、中1週で迎えた14戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
3月10日、中3週で迎えた15戦目は、朧月賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3月29日、中2週で迎えた16戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、マーチ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったギシギシに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
7月1日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、サジタリウス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
7月26日、中3週で迎えた18戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、オリジネイターに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
8月15日、中2週で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、オーガスト賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のロイヤルペガサスに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。
9月9日、中3週で迎えた20戦目は、東京中日スポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシガーヲスウオトコに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。
10月27日、中6週で迎えた21戦目は、総の国記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったブンロートに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。
11月15日、中2週で迎えた22戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクルセイズスピリツをクビ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。
12月22日、中4週で迎えた23戦目は、S1のゴールドカップ（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。
5歳（2023年）
1月26日、中4週で迎えた24戦目は、’23ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。
5月9日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、神田川オープン（大井ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。
デビュー前
佐宗応和厩舎（大井）へ入厩。
6月15日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、中原オープン（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。
7月13日、中8週で迎えた26戦目は、ジュライ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のバーンフライに4馬身の差をつけて8勝目をマークした。
9月7日、中7週で迎えた27戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月20日、中5週で迎えた28戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、兵庫ゴールドカップ（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。
11月16日、中3週で迎えた29戦目は、トパーズ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスワーヴシャルルを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。
デビュー前
佐宗応和厩舎（大井）へ入厩。
12月9日、中2週で迎えた30戦目は、ビオラ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。
6歳（2024年）
1月25日、中6週で迎えた31戦目は、’24ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスワーヴシャルルにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。
2月28日、中4週で迎えた32戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、S3のフジノウェーブ記念（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。