ショコラティエール（2017年生、母ショコラヴェリーヌ）

ショコラティエール（2017年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時12歳）と交配したショコラヴェリーヌが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2021年の2001 ダイアモンドターンオープン賞(一般A2二 B1二)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

荒山勝徳厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2019年）

6月28日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のストーミーデイを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセンターガーネットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中3週で迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3歳（2020年）

2月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のムスカリ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月26日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサッキーシンを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて優勝

8月1日、中4週で迎えた7戦目は、スターマイン賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したノーブルノヴァを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、飛鳥山賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウインヒストリオンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

12月30日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く粘り込んで、最後は2着のニシノレオニダスをクビ差振り切って久方ぶりの実戦を制した。

4歳（2021年）

2月19日、中6週で迎えた10戦目は、如月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた11戦目は、円通寺坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のラムセスバローズをクビ差振り切って制した。

3月25日、中1週で迎えた12戦目は、わかば賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤田凌騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモアリオーゾを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月1日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、サジタリウス賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田凌騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、ルビー賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤田凌騎手（8戦4勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた15戦目は、雲の峰賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤田凌騎手（9戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のブラックストームに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月7日、中4週で迎えた16戦目は、2001 ダイアモンドターンオープン賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤田凌騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したシートンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月6日、中3週で迎えた17戦目は、ネットで競馬、ネットケイバ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったシートンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（2022年）

2月23日、約4か月半の休養明けで迎えた18戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアルプス特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦の’22ティアラカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた20戦目は、オメガ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた21戦目は、スピカ賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

9月8日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、永代橋賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（11戦5勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入った。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、花野賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオーヴァーライトに1馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

10月7日、中1週で迎えた24戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（13戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6歳（2023年）

3月6日、約5か月の休み明けで迎えた25戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（14戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったオリジネイターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中2週で迎えた26戦目は、マーチ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（15戦6勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた27戦目は、モルガナイト賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（16戦6勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。