レコルトハッピー（2020年生、母ニシエイビュレット）

レコルトハッピー（2020年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時16歳）と交配したニシエイビュレットが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者はストロベリーフィールドファーム株式会社。主な勝ち鞍は2023年の浦和800ラウンド。

経歴

デビュー前

薮口一麻厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2022年）

8月30日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

12月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、リオチャンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2023年）

1月12日、中1週で迎えた3戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、エーヴベリーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェナクラウンに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月16日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のルナチャイルドに1馬身半の差をつけて休み明けの一戦を制した。

4歳（2024年）

3月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた7戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエリークラウンに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、ダイヤモンド特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のダイメイタマナに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5月22日、中4週で迎えた9戦目は、薫風特別（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のノースプリマをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

9月19日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦のサファイア特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ノースプリマにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月23日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の錦秋特別（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったシナノスマイルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。