マーゴットソラーレ（2021年生、母インクレセント）

マーゴットソラーレ（2021年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+太陽(伊)」。毛色は栗毛。種牡馬のノヴェリスト（当時12歳）と交配したインクレセントが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー函館(新馬)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊坂重信厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月16日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー函館（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスパークリシャールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、中6週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

11月5日、中8週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの百日草特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、アーバンシックにクビ差交わされて2着となった。

12月2日、中3週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

3歳（2024年）

10月19日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着を確保した。

11月10日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2025年）

3月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西村淳也騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

9月14日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた11戦目は、上里直汰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上里直汰騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上里直汰騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。