イズミカムイ（1997年生、母トミケンエリー）
Izumi Kamui
1997.04.01
イズミカムイ（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時23歳）と交配したトミケンエリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、地方16戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の羽子板賞。
経歴
デビュー前
1歳のとき、秋場牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。
法理勝弘厩舎（高崎）へ入厩。
2歳（1999年）
9月5日、デビュー戦は工藤勉騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリリアントヒメから1馬身差の2着に敗北した。
3歳（2000年）
6月2日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエメラルドマミーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月2日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のノンノンガリバーをアタマ差制して1着ゴールを果たした。
7月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で工藤勉騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月26日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で工藤勉騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で工藤勉騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロルフローラに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
9月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの長月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で工藤勉騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で工藤勉騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーホウエクストラから5馬身差の2着に敗北した。
11月18日、中4週で迎えた9戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で工藤勉騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンファントムに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で工藤勉騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のノンノンガリバーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
4歳（2001年）
1月3日、中4週で迎えた11戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、羽子板賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセトノリンドウに4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。
1月26日、中2週で迎えた12戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキミライに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2一（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウゼンスキーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
3月9日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウンテンボーイからアタマ差の2着に甘んじた。
4月29日、中6週で迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンヴィータに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
5歳（2002年）
8月16日、約16か月の休養明けで迎えた16戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、風神特別（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。