サイレンスキッド（2001年生、母スイートニース）

サイレンスキッド（2001年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋子供」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチアズサイレンス（当時8歳）と交配したスイートニースが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害6戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額800万円（8万×100口）で一口馬主が募集された。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月24日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3歳（2004年）

3月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

4月18日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

10月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた7戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2005年）

1月22日、中8週で迎えた8戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月6日、中5週で迎えた9戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月3日、中3週で迎えた10戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月11日、中9週で迎えた11戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月18日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カフェイレブンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパープルタンゴに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したガッサンシャトルを捕まえ切れず、約10馬身差の2着となった。

7月30日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。