マルブツホマレオー（1988年生、母ウキミドリ）

マルブツホマレオー（1988年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセクレファスター（当時12歳）と交配したウキミドリが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村清志。戦績は、中央平地30戦1勝2着3回。1990年の中京3歳ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

9月16日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったシロキタプリティーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のツキノエンゼルを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月25日、中3週で迎えた5戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のカトレア賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月16日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（1991年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

2月24日、中4週で迎えた9戦目は、4歳500万下のゆきやなぎ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下の沈丁花賞（中京芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（京都芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（9戦1勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下の露草賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加用正騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（12戦1勝）。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（13戦1勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（14戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

4歳（1992年）

1月19日、中4週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（15戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

2月2日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

2月9日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

2月23日、中1週で迎えた21戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

3月8日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、5歳以上500万下の下呂特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（16戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた23戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるように急駛したが、ラビットボールに交わされて4馬身差の2着となった。

4月26日、中4週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエイシンヤマトにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

5月17日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（阪神芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月10日、中1週で迎えた29戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は宝来城多郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。