サイキカンパツ（2006年生、母ステージプリマ）

サイキカンパツ（2006年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「才気煥発」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時14歳）と交配したステージプリマが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のスーパースクランブル賞(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

8月29日、デビュー戦は草野太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、エリモシャクナゲ賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた4戦目は、サッポロラガービール賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のリュウシコウに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、連闘で迎えた5戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイーグルフラップを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4歳（2010年）

4月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、Aibaくしろ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた8戦目は、スーパースクランブル賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のコクサイワンダーに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月13日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-1（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったカイオにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、アルデバラン特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、室蘭白鳥大橋特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた13戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（9戦3勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた14戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた16戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（11戦3勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。