ミネファースト（1996年生、母ホロベツマドンナ）

ミネファースト（1996年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンアドヴェンチャー（当時16歳）と交配したホロベツマドンナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のふたご座特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

10月17日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

11月21日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた3戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（三条ダート1200m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジセラフに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2000年）

4月1日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた5戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた7戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーライトからハナ差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた9戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローラビクターをハナ差制して1着ゴールを果たした。

9月2日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスズケーティングをクビ差制して勝利を手に入れた。

10月7日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイワマーブルに5馬身の差をつけて制した。

11月18日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトリプルサークルに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

5歳（2001年）

1月29日、中9週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタイフウサクセスに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

2月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月28日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミッレミレアに1馬身の差をつけて7勝目をマークした。

4月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイエスグレートにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月8日、中7週で迎えた18戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ラグビータイムに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒワノホワイトオーに4馬身の差をつけて8勝目を挙げた。

7月14日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るクラッシングをアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

8月8日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた22戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで崩れずに走り抜いたが、抜け出したサウンドソードにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月30日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、ふたご座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンダーシュバルを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

12月13日、中5週で迎えた25戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

6歳（2002年）

3月18日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、若葉特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は的場直之騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた27戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、獅子座特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦5勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

5月27日、中4週で迎えた29戦目は、早乙女特別（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は的場直之騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた30戦目は、こと座特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月17日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた33戦目は、それいけ!かみのやま高洋堂印刷所杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた34戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、それゆけ!かみのやま競馬（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた35戦目は、日刊ゲンダイ見てきたマンマ!杯（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた36戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、たかともワンダーファーム賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、JTB山形支店踊る花笠カップ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。