エステートジョージ（1992年生、母キスメットゴールド）

エステートジョージ（1992年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時17歳）と交配したキスメットゴールドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田英樹。戦績は、中央平地11戦2勝2着3回、地方6戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

鶴田憲吉厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1995年）

2月10日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったステラシンフォニーから4馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイサトモから1馬身差の2着に敗北した。

12月1日、約9か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーユーをアタマ差制して初白星を挙げた。

12月22日、中2週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のエースをクビ差制して2勝目をマークした。

4歳（1996年）

1月17日、中3週で迎えた5戦目は、睦月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンプリントをクビ差制して勝利を手中に収めた。

2月16日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネイチテーストをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

3月30日、中5週で迎えた7戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

7月6日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の織姫賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月10日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したシェーンブルクを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったアグネスハンサムに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の鹿島灘特別（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナミノジャックを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

12月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5歳（1997年）

1月6日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月18日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のナカハマワールドを3/4馬身振り切って休み明け初戦をモノにした。

6月7日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたタイキインパルス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月21日、約6か月半の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に敗れた。

6歳（1998年）

1月17日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。