レース展開

プレイスヒットが馬群を先導、直後の2番手にウエスタンスキャンが続く

プレイスヒットが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にウエスタンスキャンが続く。そのすぐ後ろ、タイハスラーとコバノシュナップスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフレンチリーダーとアサヒコウテイ。その1馬身後ろ、ナモンシーザー、サクラフクオー、トピカルコレクターらは中団やや前。アミダイスキー、バーニングブラッド、エステートジョージらは中団後方の位置。少し差があって、後方5番手で折り合いに専念するのはダイワサンプラスとスティールキャスト。少し離れたどん尻にアサクサハミングとマイネルアイオロスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

成田特別、バーニングブラッドが自ら進出する思い切りのいい取り口で優勝

先頭はプレイスヒットでリードは体半分。2番手にアサヒコウテイが続く。その直後、フレンチリーダーが3番手。1馬身離れて、ウエスタンスキャン、エステートジョージ、バーニングブラッドらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは1番人気のアサヒコウテイ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた2番人気のバーニングブラッドが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、2番手の位置から矢のような伸びを見せた1番人気のアサヒコウテイが続き、2着とクビ差の3着には、逃げ粘ったプレイスヒットが入った。そこから約11馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたエステートジョージが入線、さらにクビ差の5着には、絶好位にいたフレンチリーダーが食い込んだ。