バーニングブラッド（1992年生、母マリリンモモコ）

バーニングブラッド（1992年3月30日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のキャロルハウス（当時7歳）と交配したマリリンモモコが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地30戦4勝2着3回、地方14戦0勝。1999年の大天山賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

1月5日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月4日、中7週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のナスケンパワーに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下の山藤賞（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

5月27日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のマカオ・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のすいれん賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月17日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハウスマヌカンを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

4歳（1996年）

1月13日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（9戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったアミフジダンディに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月11日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（10戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイゴウマイオールを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をマークした。

3月16日、中4週で迎えた13戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の白鷺特別（阪神芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（11戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

10月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（13戦2勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた17戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のナスケンヒューマに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

5歳（1997年）

1月6日、中2週で迎えた19戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアサヒコウテイに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月1日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったノーザンレインボーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月1日、中3週で迎えた21戦目は、京葉ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の御堂筋ステークス（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（14戦2勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

8月30日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の越後ステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月11日、中5週で迎えた24戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の赤富士ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた25戦目は、G2の東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は小島貞博騎手（15戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた26戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の花園ステークス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた27戦目は、G2の東海ウインターステークス（中京ダート2300m 晴/重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（16戦2勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（17戦2勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

6歳（1998年）

2月7日、中6週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の金蹄ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月8日、中3週で迎えた30戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月26日、中6週で迎えた31戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

7月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7歳（1999年）

1月10日、約6か月の休み明けで迎えた33戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた34戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた35戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた36戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞の大天山賞（佐賀ダート2500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月25日、中4週で迎えた38戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた39戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた40戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、高岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中5週で迎えた41戦目は、サラブレッド大賞典ステップ（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた42戦目は、高岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

8歳（2000年）

1月2日、中1週で迎えた43戦目は、むつき特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた44戦目は、高岳特設（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。