コマノインパルス（2014年生、母コマノアクラ）

Komano Impulse

2014.04.23

コマノインパルス（2014年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋衝撃的な走りを」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時13歳）と交配したコマノアクラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）新井牧場。戦績は、中央平地5戦2勝2着1回。2017年の京成杯(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月22日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のブリッツシュラークをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、勝ったレイデオロにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3歳（2017年）

1月15日、中5週で迎えた3戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のガンサリュートをクビ差振り切って重賞初挑戦初制覇を達成した。

3月5日、中6週で迎えた4戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月16日、中5週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。