ニコラシカ（2005年生、母ベルヴェデーレ）

ニコラシカ（2005年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カクテル名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時13歳）と交配したベルヴェデーレが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方12戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C4。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月25日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/重）に出走。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3歳（2008年）

1月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

12月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた8戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、カウントダウン特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホホエミプリンセスからクビ差の2着に惜敗した。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルヘイローに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月17日、中1週で迎えた12戦目は、親方ディーンの写真館8周年（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカオリホークから半馬身差の2着となった。

3月4日、中1週で迎えた13戦目は、荒尾競馬・岩手競馬友好記念（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカオリホークからクビ差の2着に甘んじた。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨウィザードに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手（9戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンキラリに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月28日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で牧野孝光騎手（10戦3勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカクモタキシードから1馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で牧野孝光騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中6週で迎えた20戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。