イチナリクリゲ（1990年生、母スイフトスティンガ）

イチナリクリゲ（1990年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のメリーナイス（当時6歳）と交配したスイフトスティンガが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）柏台牧場。戦績は、地方11戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の桜花賞トライアルティアラカップ。

経歴

デビュー前

川村嘉秀厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1992年）

11月5日、デビュー戦は小林真治騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤテロイヤルに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月6日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1993年）

1月20日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、3歳戦の春駒特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林真治騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスマルオーカンに2馬身の差をつけて2勝目を収める

2月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の桜花賞トライアルティアラカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林真治騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルイルビーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

4月14日、中7週で迎えた5戦目は、3歳戦の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林真治騎手（4戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトアリーナからアタマ差の2着に惜敗した。

11月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、霜月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林真治騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファイントレーナに2馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林真治騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた8戦目は、アゼリア特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林真治騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のザマホーライをクビ差制して優勝

12月23日、中2週で迎えた9戦目は、浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林真治騎手（8戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1994年）

12月23日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた10戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林真治騎手（9戦5勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートスパイラルから半馬身差の2着となった。

5歳（1995年）

1月25日、中4週で迎えた11戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。