スクオールチェイス（1996年生、母ダイナコンチェルト）

スクオールチェイス（1996年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時13歳）と交配したダイナコンチェルトが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地1戦0勝、地方26戦4勝2着4回。1999年の若緑特別に勝利した他、1998年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬明から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

4月15日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザサンクスから1馬身半差の2着に敗北した。

4月22日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキローレルから3馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中7週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘクタートランプから2馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーロングから半馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンジュリアンをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のボーイオンアホースに1馬身の差をつけて制した。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの札幌3才特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた12戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた13戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1999年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサゴールドに2馬身の差をつけて制した。

4月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳オープンの若緑特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーパワーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月10日、中5週で迎えた17戦目は、3歳オープンのサントリーマグナムドライ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月21日、中5週で迎えた18戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦3勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳オープンの十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦3勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた21戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、貫気別特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月28日、中1週で迎えた22戦目は、賀張特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（10戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（札幌(地)ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦3勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた24戦目は、荒井山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2000年）

1月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた27戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。