セフティバーニング（2003年生、母シアトルロケット）

セフティバーニング（2003年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋燃えている、明るい」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時13歳）と交配したシアトルロケットが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地27戦2勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月29日、デビュー戦はM.モンテリーゾ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のクレスコワンダーをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

2月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

9月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた4戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって18着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月24日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

4歳（2007年）

3月3日、中9週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

5月5日、中8週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下の有明特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、6着を確保した。

10月20日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

5歳（2008年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、4歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

3月8日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で大外17番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のノースリヴァーをハナ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

4月20日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の鏑矢特別（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。16着に敗れた。

6月29日、中7週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の水無月特別（阪神芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた17戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

9月7日、中8週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の八幡特別（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤岡康太騎手（5戦1勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい18着に終わった。

11月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず7着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（6戦1勝）。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

6歳（2009年）

1月18日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、息の入らないペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

3月1日、中5週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（7戦1勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、4着を確保した。

3月29日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の三河特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい最後はクリールバレットと並んで10着同着となった。

5月17日、中6週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤岡康太騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。14着に敗れた。

7月26日、中9週で迎えた25戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の西日本スポーツ杯（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた26戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のフィリピントロフィー（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

7歳（2010年）

2月7日、約5か月半の休養明けで迎えた27戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい17着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた28戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた29戦目は、ラジオ関西558賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月24日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、小野ひまわり特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた31戦目は、山口シネマ賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。