シャンパンドバイ（2019年生、母シャンパンマリー）

シャンパンドバイ（2019年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「シャンパン+地名。母名より連想。海外でも活躍し祝杯を挙げる」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時8歳）と交配したシャンパンマリーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は丸村村下ファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸村村下ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、福盛訓之によって1,870万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

3月26日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月8日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月5日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

8月6日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

2022年8月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエコルとごし賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の3歳154万円以上（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、イーサンカレラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。