レヴィンインパクト（2013年生、母ニキーヤ）

レヴィンインパクト（2013年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「稲妻＋衝撃」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時11歳）と交配したニキーヤが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額1億円（250万×40口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月20日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったスマートオーディンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゼンノタヂカラオを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月15日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黄菊賞（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったバティスティーニにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、T.ベリー騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2016年）

3月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月2日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

9月4日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月24日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

4歳（2017年）

1月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の呼子特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。