オイチ（2014年生、母ケージーフジムスメ）

オイチ（2014年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時15歳）と交配したケージーフジムスメが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害2戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岩見牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、内藤正生によって237.6万円で落札された。

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月23日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

12月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

3歳（2017年）

1月31日、中4週で迎えた4戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月27日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

7月16日、中6週で迎えた6戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた7戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。