トウカイステータス（1986年生、母シバメロデイー）

トウカイステータス（1986年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピツトカーン（当時15歳）と交配したシバメロデイーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地26戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の糸魚川特別(500万下)。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1990年）

6月17日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の日南特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた7戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の松川浦特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

5歳（1991年）

2月10日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の志賀島特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた12戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

4月20日、中4週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は西園正都騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノーザンキッドに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月11日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のノーザンキッドをハナ差振り切って制した。

6月9日、中3週で迎えた16戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

8月10日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の奥尻特別（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の竜飛崎特別（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

6歳（1992年）

5月16日、約8か月半の休み明けで迎えた19戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は西園正都騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

7月5日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

11月29日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、勝ったヤシマエンペラーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

7歳（1993年）

1月9日、中3週で迎えた23戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた26戦目は、5歳以上500万下の勝山城特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。