ホウザンオペラオー（2005年生、母ホウザンロマンス）

ホウザンオペラオー（2005年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時9歳）と交配したホウザンロマンスが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は清水ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C8。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

10月5日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は518kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4歳（2009年）

2月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宮崎北斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C14（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフォーミュラに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月7日、中2週で迎えた6戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクグランプリに半馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月21日、中1週で迎えた7戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C11（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキータンゴに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、高知・福山連携円福寺シリーズ一戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスパピイから2馬身差の2着に敗北した。

7月20日、連闘で迎えた9戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C9（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた10戦目は、一般C8（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフォーミュラに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月7日、中3週で迎えた11戦目は、一般C6（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2010年）

3月6日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。