シルクグランプリ（2005年生、母デコルタージュ）

シルクグランプリ（2005年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大賞（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時10歳）と交配したデコルタージュが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、地方22戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C7。

経歴

デビュー前

当歳のとき、日高大洋牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、半沢によって735万円で落札された。

シルクホースクラブにて総額1,500万円（3万×500口）で一口馬主が募集された。

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2008年）

12月1日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4歳（2009年）

3月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウザンオペラオーから半馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、一般C12（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフォーミュラに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月11日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、一般C11（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月20日、連闘で迎えた7戦目は、一般C11（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月9日、中2週で迎えた8戦目は、一般C9（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月7日、中3週で迎えた9戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアミフジミラージュに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンブルジュに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のデラノキセキに4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C7（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（8戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクアイオロスから5馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（9戦7勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で山田祥雄騎手（10戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般C7（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山田祥雄騎手（11戦7勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で山田祥雄騎手（12戦7勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンファクタから5馬身差の2着となった。

12月23日、中0週で迎えた17戦目は、一般C5（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山田祥雄騎手（13戦7勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2010年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山田祥雄騎手（14戦7勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山田祥雄騎手（15戦7勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた20戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山田祥雄騎手（16戦7勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で山田祥雄騎手（17戦7勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C7（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で山田祥雄騎手（18戦7勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。