アミフジミラージュ（2005年生、母アミフジペアグラス）

アミフジミラージュ（2005年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋蜃気楼」。毛色は栗毛。種牡馬のヒシアケボノ（当時13歳）と交配したアミフジペアグラスが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は茨城県、生産者は内藤牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方48戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

5月11日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は542kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた2戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、3歳C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエネルアルファに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

12月31日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた12戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ファニーボーイにアタマ差交わされて2着となった。

4月7日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったミヤビアラシオーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた20戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったロマンウィングに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた24戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C11（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた25戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C9（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた26戦目は、一般C9ヘ（福山ダート1130m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた27戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクグランプリから6馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C6（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた29戦目は、一般C9ニ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C9（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C9（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で嬉勝則騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、一般C9（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で嬉勝則騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月6日、連闘で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた35戦目は、一般C9（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で嬉勝則騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月20日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた36戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で嬉勝則騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2010年）

1月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般C9（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で嬉勝則騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた38戦目は、一般C9（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で嬉勝則騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた39戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ一戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（14戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた41戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携お龍シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた42戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた43戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた44戦目は、一般C11（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月23日、中7週で迎えた45戦目は、福山・高知競馬連携騎手交流第二戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた46戦目は、福山・高知連携明光丸シリーズ六戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた47戦目は、一般C10（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた48戦目は、一般C11（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた49戦目は、林家次男大也（ダイヤ）の新妻は裕子で賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。