サッポロクラウン（2004年生、母ピサノアレキ）

サッポロクラウン（2004年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「札幌＋母父父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時16歳）と交配したピサノアレキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は三宅正弘。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦1勝。主な勝ち鞍は2006年のフューチャー。

経歴

デビュー前

2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2006年）

11月18日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブイズカヌマを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月25日、連闘で迎えた2戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳A2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

12月9日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（2007年）

6月23日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた10戦目は、一般B3五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた11戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B3五（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4歳（2008年）

1月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から30kg増やして迎えた12戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、（社）岩手県畜産協会会長杯（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2六（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2五（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、いわちく純情牛杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2七（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた23戦目は、平泉大文字まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた24戦目は、一般B2八（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2十一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。