ラブイズカヌマ（2004年生、母ラブイズトゥルー）

ラブイズカヌマ（2004年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時10歳）と交配したラブイズトゥルーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は瀬口信正。戦績は、地方28戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の第2戦オッズパーク賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

千葉博次厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2006年）

11月18日、デビュー戦は千葉淳志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は435kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サッポロクラウンに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月25日、中4週で迎えた2戦目は、2歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

3歳（2007年）

1月3日、連闘で迎えた3戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

1月13日、中0週で迎えた4戦目は、3歳（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月25日、中9週で迎えた5戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉淳志騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で千葉淳志騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で千葉淳志騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉淳志騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた10戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオウシュウコトブキに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月17日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフウハクを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月27日、中0週で迎えた14戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

9月15日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた16戦目は、キリンFIRE杯（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシデンに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で草地保隆騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のドクトルガーベラをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

11月5日、中1週で迎えた18戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、第2戦オッズパーク賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタンポポプリンセスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグランドサンデーを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

12月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた21戦目は、種山高原賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（10戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月5日、連闘で迎えた22戦目は、一般B3四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（11戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセンタージールに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2四（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた27戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、いわて牛杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。