トッププロスペクト（2003年生、母ラプロスペクト）
Top Prospect
2003.03.03
トッププロスペクト（2003年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時16歳）と交配したラプロスペクトが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）谷口育成牧場。戦績は、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の2歳。
経歴
デビュー前
土屋千賀子厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（2005年）
6月21日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。
7月19日、中3週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロマンテノールに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた4戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。
9月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マキノチーフに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
10月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロマンパラダイスに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
11月10日、中2週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。
11月28日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のフレッシュハーモニー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
3歳（2006年）
3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳戦のフレッシュマーチ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
4月18日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。
4月26日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のひなげし特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
7月21日、中9週で迎えた13戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマリーゴールド特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。