トウカイエリート（2000年生、母トウカイナチユラル）

トウカイエリート（2000年5月2日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「冠名＋選良」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時14歳）と交配したトウカイナチユラルが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）長浜牧場。戦績は、中央平地45戦6勝2着10回。2007年の日経新春杯(ハンデG2)で2着に入った他、2008年のステイヤーズステークス(G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月30日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったタンザナイトに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

3歳（2003年）

1月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4月5日、中9週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/重）に出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトゥザスターダムに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下のかきつばた賞（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したテイエムテンライにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアグネスポイントをクビ差振り切って休養明け初戦を制した。

4歳（2004年）

1月24日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の許波多特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったエアセレソンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月14日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエリモマキシムをクビ差振り切って優勝

4月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

5歳（2005年）

6月11日、約13か月半の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上1000万下のフィリピントロフィー（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（3戦2勝）。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の三田特別（阪神芝2200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサザンツイスターにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

10月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の八瀬特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（6戦2勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、9着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の境港特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったストラタジェムにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

6歳（2006年）

1月9日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で芹沢純一騎手（8戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた20戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒシルーシッドにハナ差届かず2着に甘んじた。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の許波多特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたトウカイカムカム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の奥の細道特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のゲットマイウェイに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月13日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（11戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（12戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に敗れた。

10月29日、約5か月の休み明けで迎えた27戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミツワスカイハイに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

11月19日、中2週で迎えた28戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の古都ステークス（京都芝2200m 外回り小雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったバイロイトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上1600万下のオリオンステークス（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトウカイワイルドを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

7歳（2007年）

1月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトウカイワイルド決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた31戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの大阪―ハンブルクカップ（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた32戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月25日、約7か月の休み明けで迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたアサカディフィート決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8歳（2008年）

1月20日、中7週で迎えた34戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた35戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた36戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

5月4日、中5週で迎えた37戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた38戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

11月15日、約5か月半の休み明けで迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた40戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9歳（2009年）

1月4日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた41戦目は、ハンデ戦でオープンの万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

2月15日、中5週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた42戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた43戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 雨/重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

8月8日、約4か月半の休み明けで迎えた44戦目は、ハンデ戦でオープンのみなみ北海道ステークス（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた45戦目は、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。