エアロブンバ（2010年生、母エアディケム）

エアロブンバ（2010年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のロージズインメイ（当時10歳）と交配したエアディケムが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方37戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

2月10日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のガチを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月20日、中9週で迎えた2戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

9月14日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に敗れた。

11月17日、中8週で迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

4歳（2014年）

3月16日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、黄桜かっぱ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンクーフランに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月8日、中2週で迎えた8戦目は、青葉特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のアローベアタキオンを3/4馬身振り切って3勝目を手にした。

6月11日、中2週で迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、猪名川特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、太子ひまわり特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したワンダーポデリオに半馬身届かず2着となった。

7月17日、中2週で迎えた12戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

8月12日、中3週で迎えた13戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、涼風特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、鳳凰乱舞!こうのす花火大会賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた16戦目は、川越藩のお蔵米記念（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のパッパーレをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、ナナカマド特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた18戦目は、秋嶺特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、深秋特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた20戦目は、南天特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた21戦目は、宝登山特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5歳（2015年）

1月2日、中0週で迎えた22戦目は、12th ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた23戦目は、七草賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、白加賀賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた26戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、椿賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた27戦目は、幸手のマスコット「さっちゃん」賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月3日、中0週で迎えた28戦目は、ありがとう!北村智弘!!記念（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた29戦目は、ハナミズキ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で折笠豊和騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた30戦目は、電光石火賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で折笠豊和騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた31戦目は、行田「古代蓮」賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で折笠豊和騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた33戦目は、一般C1（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた35戦目は、ラベンダー賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で折笠豊和騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月10日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた36戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で折笠豊和騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた37戦目は、閃光賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で折笠豊和騎手（11戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた38戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で折笠豊和騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた39戦目は、スカパー!南関東地方競馬チャンネル賞（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で折笠豊和騎手（13戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で折笠豊和騎手（14戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた41戦目は、楽天競馬賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で折笠豊和騎手（15戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

10月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた42戦目は、長谷特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で折笠豊和騎手（16戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた43戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で折笠豊和騎手（17戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。