ロジーナ（2017年生、母ケープタウンシチー）

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,400万円（2.8万×500口）で一口馬主が募集された。

2歳（2019年）

9月14日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月17日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったメイショウチタンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2020年）

2月23日、中9週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月28日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

7月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

8月19日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイシンリカールに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた13戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るクロスキーを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

4歳（2021年）

1月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は団野大成騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のオシリスブレインに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月13日、中2週で迎えた15戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの大濠特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

4月25日、中9週で迎えた16戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの福島放送賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭に躍り出て、最後は2着のガリレイに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

6月20日、中7週で迎えた17戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのしらかばステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの安達太良ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したファンタジステラにアタマ差届かず2着となった。

8月21日、中4週で迎えた19戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの佐世保ステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月10日、中6週で迎えた20戦目は、3歳以上3勝クラスの北陸ステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（2戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた21戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの道頓堀ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

5歳（2022年）

4月30日、約6か月の休み明けで迎えた22戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの芦屋川ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた23戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの朱雀ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月2日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上3勝クラスのTUF杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの佐世保ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのテレQ杯（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（5戦1勝）。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月22日、中6週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの北陸ステークス（新潟芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上3勝クラスの道頓堀ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2022年11月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。