ミスターガイセン（1990年生、母カネツサキガケ）

ミスターガイセン（1990年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラガイセン（当時10歳）と交配したカネツサキガケが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方32戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

石栗龍雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月30日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のディアモントイコルをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

6月20日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のあさがお賞（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月28日、中7週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4歳（1994年）

5月29日、約8か月半の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦1勝）。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた9戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5歳（1995年）

8月31日、約14か月半の休養明けで迎えた10戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、狩勝特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた11戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、新冠森林公園特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアンバーロックをハナ差制して久しぶりに白星を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、阿寒湖特別（帯広ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカオーから1馬身差の2着となった。

10月17日、中2週で迎えた13戦目は、白糠特別（帯広ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた14戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトゥルーハートからハナ差の2着に惜敗した。

6歳（1996年）

4月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、月形特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、大政君次騎手を鞍上に迎えて、岩見沢えぞまつ特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた17戦目は、日の出特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた18戦目は、きらら（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大政君次騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた20戦目は、アルゴル特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた21戦目は、ヒヤデス特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた22戦目は、三石こんぶ特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツエーキングから3/4馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた23戦目は、広尾特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、十勝川特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7歳（1997年）

4月23日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、琴似特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月20日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた27戦目は、朝里川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般D（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のロックマインドに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、レグルス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた31戦目は、ドウベー特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた32戦目は、マゼラン特別（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた33戦目は、シックル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桜井拓章騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた34戦目は、日勝特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で桜井拓章騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた35戦目は、石狩川特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桜井拓章騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた36戦目は、新冠森林公園特別（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で桜井拓章騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた37戦目は、日の出特別（岩見沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で桜井拓章騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた38戦目は、砂川特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桜井拓章騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、日高特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で桜井拓章騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた40戦目は、白老特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で桜井拓章騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月27日、中0週で迎えた41戦目は、賀張特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で桜井拓章騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。