マルブンユーホー（1996年生、母メイショウダッシュ）

マルブンユーホー（1996年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のセレスティアルストーム（当時13歳）と交配したメイショウダッシュが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。戦績は、地方42戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の織り姫特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高柳隆男から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

津金沢正男厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1998年）

12月11日、デビュー戦は薮口一麻騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は443kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったパールマックイーンから1馬身差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

1月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で薮口一麻騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒエンノリュウに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で薮口一麻騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で薮口一麻騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で薮口一麻騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で薮口一麻騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で薮口一麻騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニドクリキリコに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月6日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の若武蔵特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で薮口一麻騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニドクリキリコに3馬身の差をつけて優勝

9月29日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で薮口一麻騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャトーキョウトから6馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦のマルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で薮口一麻騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るビッグシャーディを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月6日、中4週で迎えた13戦目は、大師橋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で薮口一麻騎手（12戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったオートマリリンから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月5日、中3週で迎えた14戦目は、稲荷山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で薮口一麻騎手（13戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた15戦目は、神流湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で薮口一麻騎手（14戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦のメトロポリタン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で薮口一麻騎手（15戦4勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた17戦目は、一般B3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で薮口一麻騎手（16戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月7日、中5週で迎えた18戦目は、織り姫特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で薮口一麻騎手（17戦4勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエアメッセンジャーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、夏中特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で薮口一麻騎手（18戦5勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた20戦目は、夏祭特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で薮口一麻騎手（19戦5勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。5着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた21戦目は、初秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で薮口一麻騎手（20戦5勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた22戦目は、秋遅草特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は22戦連続で薮口一麻騎手（21戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた23戦目は、一般B3（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で薮口一麻騎手（22戦5勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた24戦目は、秋冷特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で薮口一麻騎手（23戦5勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月21日、中1週で迎えた25戦目は、桃井十四秋騎手を鞍上に迎えて、マルチブラッド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5歳（2001年）

3月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた27戦目は、鵜沼和永騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鵜沼和永騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた29戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鵜沼和永騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた30戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた32戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のシンデレラ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた33戦目は、仲冬特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤本靖騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2002年）

1月5日、連闘で迎えた34戦目は、迎春特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた35戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、おしどり特別（足利ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月31日、中0週で迎えた36戦目は、つくしんぼう特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月15日、中1週で迎えた37戦目は、沈丁花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた38戦目は、シリウス特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた39戦目は、こぶし特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた40戦目は、ハルジオン特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた41戦目は、菜の花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた42戦目は、八重桜特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。