シゲルアオイマツリ（2012年生、母ディープキッス）

シゲルアオイマツリ（2012年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祭名『葵祭（京都）』より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時13歳）と交配したディープキッスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクツ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって315万円で落札された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月17日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したリッパーザウィンにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のデンコウハシャを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の紫菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3歳（2015年）

5月10日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく最後はカノヤカンザクラと並んで7着同着となった。

5月31日、連闘で迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

9月12日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦1勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚が止まってしまい17着に終わった。

11月7日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月19日、中5週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2016年）

3月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月8日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、セレブレイトカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、地方重賞の鶴見岳賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

6月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、緑風賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた17戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、サギソウ賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた19戦目は、百日草賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた20戦目は、ホークス杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、白詰草賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。