ヒガシファルコン（1999年生、母ラシアンメアリー）

ヒガシファルコン（1999年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時22歳）と交配したラシアンメアリーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方40戦3勝2着4回。2001年のターフチャレンジ22歳で2着に入った他、2001年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月23日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた2戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったディスタントガイから1馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラナイトオーをクビ差制して初白星を挙げた。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ22歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェニシルバーから半馬身差の2着となった。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月18日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチャランダに1馬身半の差をつけて優勝

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2002年）

2月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた11戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジヤマハクザンをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

7月10日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた13戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、高田屋嘉兵衛公園特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上A3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンポーロを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパーティパーティーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中3週で迎えた17戦目は、加古川くつ下特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、赤松円心特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた19戦目は、高砂特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた20戦目は、L.オサリバン騎手を鞍上に迎えて、グロリアスステージ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

4歳（2003年）

2月4日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、猪名川彫刻の道特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた25戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

10月9日、約6か月の休養明けで迎えた26戦目は、大山寿文騎手を鞍上に迎えて、丹波焼陶器まつり特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた27戦目は、波賀町メイプルタウン特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山寿文騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山寿文騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた29戦目は、滝野温泉「ぽかぽ」特別（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山寿文騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5歳（2004年）

4月21日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-3（園田ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた32戦目は、西淡町慶野松原特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大山寿文騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた33戦目は、大中あじわい牛特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山寿文騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた34戦目は、東浦町カーネーション特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山寿文騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた35戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた36戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、丹波さんなん漢方の里特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月20日、中1週で迎えた37戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた38戦目は、寺倉純慈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月13日、中0週で迎えた39戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺倉純慈騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた40戦目は、市制50周年小野ひまわり特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で寺倉純慈騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上B2-2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で寺倉純慈騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた42戦目は、馬産地協賛がんばれ地方競馬特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。