コパノバークレー（2020年生、母マザイ）

コパノバークレー（2020年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+米国カリフォルニア州の都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時7歳）と交配したマザイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月24日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた2戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカンフーダンスを強烈な末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2023年）

3月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月10日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウオトギを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

7月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの噴火湾特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったクローリスノキセキに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4歳（2024年）

2月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラスの伊万里特別（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの伊良湖特別（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田大和騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。