カンフーダンス（2020年生、母オリエンタルダンス）

カンフーダンス（2020年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「鍛錬(中国語)+母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時10歳）と交配したオリエンタルダンスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月25日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月15日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、コパノバークレーに半馬身交わされて2着となった。

12月10日、中7週で迎えた3戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したミルトプライムを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2023年）

1月21日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今村聖奈騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のクリーデンスを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

9月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で今村聖奈騎手（3戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい18着に敗れた。

11月4日、中8週で迎えた7戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

4歳（2024年）

1月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

2月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。