モルフェワルツ（2003年生、母モルフェロイ）

モルフェワルツ（2003年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ワルツ」。毛色は鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時6歳）と交配したモルフェロイが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害4戦0勝、地方23戦3勝。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

谷口常信厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月12日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイウイングスに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエルカピタンに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2006年）

3月25日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の山藤賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた10戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた12戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

10月10日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

12月9日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2007年）

1月21日、中5週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で矢原洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月24日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢原洋一騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた19戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナナイロノカゼをクビ差制して久々に勝利を挙げた。

9月5日、連闘で迎えた20戦目は、日高路優駿浪漫街道特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた21戦目は、コールサック特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた22戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、アルファ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた23戦目は、JAしずない万馬券特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、キリンFIRE（ファイア）（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月29日、中8週で迎えた25戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた27戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3二（園田ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた28戦目は、アメジスト特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月28日、連闘で迎えた29戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた30戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた31戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、ハッピー241賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた32戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた33戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、発寒特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。