ロータリーブーケ（1990年生、母ダイナメロデイ）

ロータリーブーケ（1990年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のフオテイテン（当時6歳）と交配したダイナメロデイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は六角久美子。戦績は、中央平地24戦1勝2着1回、地方18戦2勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月30日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオンワードナイトを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキタサンオーヒを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月6日、中3週で迎えた6戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

12月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（1994年）

1月22日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた11戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は細川英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

5月28日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた15戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

6月25日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月14日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた19戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月18日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月15日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた22戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた23戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

5歳（1995年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のポットハーベストに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

2月17日、連闘で迎えた26戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた27戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で工藤勉騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた29戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のロータリーフローラに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月1日、中1週で迎えた30戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米田真由美騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた31戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で米田真由美騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた32戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米田真由美騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた33戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で米田真由美騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、中6週で迎えた34戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で米田真由美騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた35戦目は、妙義山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で米田真由美騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた36戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で米田真由美騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた37戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で米田真由美騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた38戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた39戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米田真由美騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1996年）

3月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田真由美騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた41戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米田真由美騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2 B3-2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田真由美騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。