モニカ（2005年生、母ゴーイングノーバ）

モニカ（2005年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バラの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時8歳）と交配したゴーイングノーバが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は山下義之。戦績は、中央平地8戦0勝、地方18戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2十六。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月17日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月22日、中4週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2008年）

1月20日、中3週で迎えた3戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

8月3日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

9月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

10月30日、中7週で迎えた9戦目は、一般D3-1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた10戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったサッチャリズムにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマニングラッセに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コアレスイズムに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月13日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（10戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エフェクトに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2九十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。