ケイユウレーサー（1995年生、母セディラ）

ケイユウレーサー（1995年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時8歳）と交配したセディラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回、地方12戦1勝2着2回。2000年のマーチ特別に勝利した他、2001年の春分特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

10月4日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したオーミザスローンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、エイシンジョーンズにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（1998年）

1月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のショウザンソロモンに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

2月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下の氷ノ山特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

5歳（2000年）

1月8日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から64kg戻して迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月15日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月6日、中2週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシャドウカイザーをクビ差制して久しぶりに白星を挙げた。

3月14日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた11戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップオルフェウス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャパンホーラーから1馬身差の2着となった。

3月21日、連闘で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、龍馬盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2001年）

1月16日、約10か月の休養明けで迎えた13戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月25日、連闘で馬体重を前走から17kg増やして迎えた14戦目は、ジャニュアリー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた15戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた16戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた17戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、’01フレンドリーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3月22日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた19戦目は、春分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミカツリュウからアタマ差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた20戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月24日、中0週で迎えた21戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。