レジェンドヒーロー（1985年生、母ヤワタチンクエツテ）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

2月27日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、サンゴールドに半馬身交わされて2着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタイヨーシバリューに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下のあやめ賞（京都芝2000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったマツスターレットに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

8月7日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた10戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

4歳（1989年）

2月26日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のバッカナムコールを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月26日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（9戦2勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月30日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（10戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（11戦2勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた18戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の英彦山特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。