サバイバルリベラル（2021年生、母レインボーマリーン）

サバイバルリベラル（2021年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人の心が広い」。毛色は栗毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時9歳）と交配したレインボーマリーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸和幸。主な勝ち鞍は2024年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月26日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3歳（2024年）

2月24日、中9週で迎えた3戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

6月22日、中8週で迎えた5戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

8月29日、中9週で迎えた6戦目は、3歳戦のナティブーツ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深道騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、ひだかトロッコ祭り賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月17日、中1週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のギャップウェッジをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22 C41（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったグッドヴァイブスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月18日、中2週で迎えた10戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のムーンムーンムーンを3/4馬身振り切って断トツの支持に応えた。

デビュー前

瀬戸幸一厩舎（岩手）へ入厩。

11月25日、デビュー戦は菅原辰徳騎手を鞍上に据えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月10日、中2週で迎えた11戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2025年）

3月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミツカネショコラをクビ差だけ差し切って優勝

4月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦2勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のマニフィックブリエに1馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（5戦3勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチハヤブルランに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（7戦3勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフスカルにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたフスカル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた22戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルケイヴェスパーに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた24戦目は、スカパー!地方競馬ナイン賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

10月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（12戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（13戦4勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。