ジョウテンアンサー（1983年生、母マリカ）

ジョウテンアンサー（1983年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時17歳）と交配したマリカが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地26戦3勝2着4回、地方9戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の清津峡特別(400万下)。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。鞍上は田中清隆騎手。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

6月7日、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月22日、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファイテングイブキに1馬身の差をつけて勝利を収めた。

7月6日、4歳400万下のほおずき賞（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月16日、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

9月6日、4歳以上400万下（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

9月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月5日、4歳以上400万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は関口睦介騎手。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月25日、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

11月15日、4歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月29日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4歳（1987年）

1月11日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月31日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、スキーボーイに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月15日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、リパルステイオーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月14日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。0着に敗れた。

4月4日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月18日、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアミターバーを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利した。

5月2日、5歳以上400万下の清津峡特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイトウフレンチに2馬身の差をつけて勝利した。

5月9日、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月14日、4歳以上900万下の札幌競馬場開設80周年記念（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関口睦介騎手。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月27日、4歳以上900万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関口睦介騎手。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

5歳（1988年）

1月16日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関口睦介騎手。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、レイトンボーイにクビ差交わされて2着となった。

3月6日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関口睦介騎手。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったダイナサプライズにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月19日、5歳以上900万下の狛江特別（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で関口睦介騎手。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月23日、ハンデ戦で5歳以上900万下の立川特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で関口睦介騎手。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

10月30日、ミルクカップ特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は野口眞一騎手。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月18日、黒松特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野口眞一騎手。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月16日、白根山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口眞一騎手。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野口眞一騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイノドリーマからハナ差の2着となった。

6歳（1989年）

1月16日、新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野口眞一騎手。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月10日、少林山特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で野口眞一騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月23日、こうずけ特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で野口眞一騎手。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月7日、一般A1 A2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で野口眞一騎手。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月29日、一般A2（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で野口眞一騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。