イチカツチェリー（1996年生、母アローイツセイ）

イチカツチェリー（1996年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のオールセンプー（当時6歳）と交配したアローイツセイが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は中山雅信。戦績は、地方38戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のくすのき賞(アラ系4歳)。

経歴

デビュー前

新井次郎厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1998年）

8月8日、デビュー戦は野口眞一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（高崎ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は420kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月14日、中4週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口眞一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（高崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野口眞一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のササノマシンをクビ差制して初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は野口眞一騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口眞一騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のチャンピオン（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢菅清志騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野口眞一騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゼッコウチョウに2馬身の差をつけて制した。

2月6日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢菅清志騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野口眞一騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野口眞一騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた12戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカワヤオーカンから1馬身差の2着に敗北した。

4月24日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったギンカゼから1馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノイグアスに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月30日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川浩文騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノイグアスから半馬身差の2着となった。

6月5日、連闘で迎えた18戦目は、鹿児島県桜島賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川浩文騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で石川浩文騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスキムラに1馬身の差をつけて優勝

7月11日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石川浩文騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた21戦目は、若林利道騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた22戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るホマレキャップを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

9月11日、中1週で迎えた23戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るトライバルリストを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

9月26日、中1週で迎えた24戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るガッシャブルームを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月11日、中1週で迎えた25戦目は、3歳オープンのアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた26戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた27戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4歳（2000年）

4月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、細原邦央騎手を鞍上に迎えて、梨花賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた29戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、梯梧特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた30戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、いさりび特設（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた31戦目は、球磨川特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた32戦目は、いさりび特設（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた33戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた34戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、九州馬力杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた35戦目は、いさりび特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた36戦目は、桜島特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は細原邦央騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた37戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細原邦央騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた38戦目は、荒尾青年会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細原邦央騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。