シュラインロード（1991年生、母チーシー）

シュラインロード（1991年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオウインスパイアリング（当時5歳）と交配したチーシーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地9戦2勝、中央障害13戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の沈丁花賞(500万下)。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

1月29日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のペンフレンドをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下の沈丁花賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のワンダフルタイムをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

4月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンの若草ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。17頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

10月29日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月25日、中5週で迎えた9戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリヴリユーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1995年）

1月29日、中4週で迎えた10戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマークティーグルから4馬身差の2着に敗北した。

6月25日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったバリモススキーから2馬身半差の2着となった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月22日、中1週で迎えた13戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた15戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノジパングからクビ差の2着に甘んじた。

9月2日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は村山明騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の京都障害ステークス（秋）（京都障害芝→ダート3170m 雨）に56kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1996年）

3月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は西谷誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に57kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は西谷誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた22戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。